THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 曲解説 by DIRTY 69STARS

DIRTY 69STARSによる ミッシェルガンエレファント勝手に曲解説

006 world's end(Smash hits Version)

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1st single 「世界の終わり」

side A「世界の終わり(smash hits version)」

 

8cmCD 1996年2月1日発売

アナログEP 1999年1月30日発売「7inch vinyl box」収録

 

言わずと知れたミッシェルの名曲のシングルバージョン。

アベのイントロギターリフとアウトロが「cult grass stars」収録のPrimitive Versionとの主な違い

心地良いギターのカッティングから入り

「悪いのは全部君だと思ってた」といきなりのチバ節

当時タイムリーに聞いていなかった事もあり 後期のLIVE演奏よりもかなりテンポも遅く 演奏も軽いけど為ポップな印象まさに Smash hit Versionといったところか

改めてこのVersionを聴き直すと演奏が軽めな分 歌詞にスポットを当てやすく

「赤みのかかった月が昇るとき〜」

「紅茶飲み干して〜」など

凄く情景が描きやすい分

最後のワンフレーズの

「やってくる時を待ち焦がれている〜」

2人の状況が切なく退廃的なイメージを受けるところが

多くの人たちにも刺さったと思う

チバ氏が、なにかが終わることと、なにかが始まることは常に同時に起こるようなそんな気分はずっと変わらない気がする

の詩集ビートのコメントに妙に納得させられる

名曲です

※画像は1999年1月30日発売「7inch vinyl box」「世界の終わり」より